米国西海岸ロードトリップ

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↑Yellow stone のバイソン

 

さて、バケットリストからのタイムバケットどおり、早速、10日間の旅行に出かけた。

計画を立てるのも中々時間がかかったけれど、旅行においての情報弱者は雑魚キャラ同然。地球の歩き方という参考書とInstagramという現代ツールを駆使し、どこに行きたいかとロケーション、日繰りをひたすら繰り返した結果、以下の通りとなった。

 

0日目 移動 仕事後ベイエリア出発

1日目  移動 Reno to Saltlake,

             観光 Bonneville Salt Flats,

2日目 移動 Salt Lake to Yellow stone

             観光    Grand Teton 国立公園

3日目 観光 Yellow Stone国立公園

4日目 観光 Yellow Stone国立公園

             移動    Yellow Stone to Slat Lake

5日目  移動 Salt Lake to Geen River

              観光 Arches国立公園、Canyonlands 国立公園

6日目  観光  Goblin Valley州立公園、Capitol Reef 国立公園、

       Bryce Canyon 国立公園、*Peek-A-Boo Canyonは断念

7日目  観光 Zion 国立公園、Valley of FIre 州立公園、Las Vegas,

8日目  移動 Vegas to Sedona

              観光 Las Vegas, Kingsman, Seligman, Sedona

9日目  観光 Sedona

 10日目  移動 12時間ぶっ通しでベイエリア

            

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旅行記詳細は書くかどうかは迷っているけれど、

10日間という連続した休暇を取ったのは、社会人10数年目にして初めてのことである。

大自然を目の前に自分のこと、家族のこと、将来のこと、仕事のことを見つめ直す良い機会となった。

旅行というものを違う切り口で見て、何が良いのかを整理してみた。

 

Pros

✔︎新しい場所に行き、新しいものを観れる。

  =>自分の世界観が広がる。

✔︎一旦仕事から離れることができる。

  =>仕事に対し俯瞰的に捉えることができ、Out Of Boxで考えられる。

✔︎ 大切な人とずっと一緒。色々な会話をし、今しかない今を一緒に過ごすことができる。

  =>大切な人との時間確保。

✔︎色々なもの、人に触れ合う。

  =>感性UP,モチベーションUP

✔︎悩み事なんでどーでもよくなる。

  =>ポジティブ思考

 

Cons

お金と時間のみ。

 

人生は経験の合計値。旅行で得られる経験は普段見れない景色や触れられない文化に新たに出会うもの。自己投資である。

 

忙しい皆さん、特に私のような海外駐在員の方々は任期も限られていると思う。

本社とのやりとりもあり、労働時間はかなり長いはずだ。

思い切って休んでもあなたが思っている以上に意外とイケる。

 

先延ばしにせず、是非、今行って欲しい。

 

 

 

 

 

35歳で考える新Bucket List

バケットリストについて、真剣に考えてみた。

いわゆる死ぬまでにしたいことだ。

子供も2人おり、仕事もそれなりのポジションにつき、日々時間に終われる毎日。気づけば2021年ももうすぐ折り返し地点になってしまう。

このままではいけない。自分は本当は何がしたいのか?今のままで良いのか?

 

バケットリスト作成はそんなことを考え、自分を見直す良い機会となった。

 

さてどのように始めようか。

まずは白紙のA4にボールペンを用意する。

ここではPCなどに打ち込みではなく、あくまで手書きが重要らしい。

とりあえず、時間制限を10分設けて、ひたすら、思いつくまま、書きなぐってみた。

 

ここで気づく。意外と書けない。

自分が情けなくなるが、この今の自分を知るための現状認識ができたということにしよう。

書き殴ったA4用紙を見ながら仕事編、旅行編、経験編と3つのカテゴリーに分けてみた。

それが以下の通り。

BUCKET LIST 年齢レンジ追加 2021年4月

仕事編(4つ)

 ✔︎仕事で独立する。

 ✔︎会社以外での収入を得る 

 ✔︎3つ以上の会社・事業を同時にする

 ✔︎自分の会社を持ち、雇用をうむ

 

旅行編(7つ)

 ✔︎世界一周旅行

 ✔︎エジプト ピラミッドをみる

 ✔︎インド タージマハルをみる

 ✔︎宇宙旅行

 ✔︎都道府県制覇

 ✔︎47カ国制覇

 ✔︎その国の歴史とともにローカルを食す

 

経験編(37つ)

 ✔︎マッチョになる(フィジーク級)

 ✔︎子供と毎日遊ぶ

 ✔︎自給自足

 ✔︎バスケを再開する

 ✔︎サーフィンする

 ✔︎ショットガンを打つ

 ✔︎ハンドガンを打つ

 ✔︎カジキマグロを釣る

 ✔︎海の見える家で暮らす

 ✔︎両親をいろんなところみ連れて行く

 ✔︎一人旅をする

 ✔︎日本の歴史についてもっと知る 

 ✔︎世界についてもっと知る

 ✔︎昔の友達に会う

 ✔︎めちゃくちゃ笑う

 ✔︎ゴルフ70台で回る

 ✔︎スケボーする

 ✔︎家の庭で優雅にくつろぐ

 ✔︎ウッドデッキをDIYする

 ✔︎ゴルフ練習場をDIYする

 ✔︎あらゆる祭りに出る

 ✔︎ありがとうを毎日言う

 ✔︎ありがとうと毎日言われる

 ✔︎スピアフィッシングをする

 ✔︎オイル交換を自分でできるようになる

 ✔︎人を笑顔にする

 ✔︎めちゃくちゃ笑う

 

なるほど。自分はこんなことを死ぬまでにしたいのか。

自分のバケットリストを見ながらなんだかありきたりで面白くないなあとも感じながら、しかし、これ以上のことはあまり思い浮かばない。これが今の自分である。そう認識する。

 

さて、ここまでは誰もが一度はやったことがあったり、考えたことがあったりすると思う。

しかし、最近読んだ本で私の中では衝撃が走ったものがあった。sorega

DIE WITH ZEROという書籍である。ここでは、この本の内容は差し控えるが、バケットリストに対し、最も重要なことが記されていた。

それは何をやりたいかも重要であるが、それ以上に重要なのはいつやるか?のタイミングであるということだ。

 

 

例えば、私のリストの中には、世界一周旅行がある。

これは、家族団欒でいくというよりは一人旅で世界を色々見たり聞いたりするという意図である。イメジーではバックパック1つで、安宿のユースホステルに泊まり、同じようなバックパッカーと同部屋の2段ベットで夜な夜な酒を飲み語り合ったりする。しかし、どうだろうか。私は現在35歳であり、ユースホステルに泊まる歳でもないし、せっかく行くなら良いホテルで良いサービスを受けて過ごす方が価値があると思ってしまう。仮にユースホステルに止まったとしても、若人たちとまっすぐな目線で語り合うことができるだろうか。

つまり、私のイメージしている世界一周旅行は20代まででしかできなくて、もう遅いのである。

もう一つの例をあげる。

子供と毎日遊ぶとある。今私には、5歳と0歳の子供がいる。毎日一緒にお風呂に入っている。彼らがいつまで、私とおもちゃで遊び、お風呂に入ってくれるだろうか。その時間はかなり限られている。今、仕事の忙しさにかまけて、ないがしろにしていてはそれをするタイミングは一生こない。

何が言いたいかというと、やりたいこと、バケットリストには常に時間軸もつけてセットにして考えなくてはならないということだ。

いくら金持ちになってもそれが20代か、60代かでその金を使える対象、得られる経験は全く異なる。

 

話を自分のバケットリストに戻すが、世界一周はいつやりたいのか?

これからの人生で一番若いのは今だ。今しかない。行動せねば。

 

なんならさっさと仕事を辞めて行動に移さないとと焦燥するが、ひとまず、今は米国に滞在しており、COVIDもあるため、まずはアメリカ大陸を回ってこようと思う。明日から。

 

 

 

 

 

書籍紹介『採用基準』

ベイエリアは日に日に暖かく(いや、暑く)なってきており、ゴルフも気持ちいい感じになりました。こちらの金曜は日本の土曜なので、私はだいたい週2のペースで健康維持の大義名分の元、ウォーキングでプレイしています。

 

さて、仕事・家庭・将来、いろいろなことを考える今日この頃ですが、仕事においてとても苦戦しています。ほとんどの駐在員の方も同じと思いますが、現地の組織体制や現地・本社の板挟みでペッチャンコになっております。特に、今、現地化を急激に進めており、組織もローカライズ一辺倒になってきているのですが、中々本社との兼ね合い、予算、ローカルの能力等々苦戦しております。

 

さて、そんな中、現地採用や決めるべきことを決めない本社との会議モヤモヤ、自分はどうあるべきか?など、色々ヒントを頂いた良書『採用基準』著者:伊賀泰代さん を紹介したく思います。採用という枠組みだけではなく、なぜ日本企業はこうなのか?自分はどうあるべきか?など今後のことを考えるにあたりとても参考になりました。

 

採用基準

 

概要

マッキンゼー採用マネージャーの著書が言及する、どのような人材を求めているか?

 

私が感じた大まかトピックスは以下の通り。 

1.全ての人にリーダーシップは必要

2.日本ではリーダーシップの概念がしっかりと浸透していない。

3.リーダーシップで人生のコントロールを握る。

 

日本では、会議の場でも議長がしきり、どのように進むかはその議長次第。また、年功序列制度もはびこり、下の立場から意見を言うのが難しい状況も多々あります。それを考えるのは私ではなくもっと上の人だ、とかその立場にはないとか。しかし、どんなポジションにいても自分がリーダーシップを発揮しなくてはいけないのです。たとえ自分がどのポジションにいようと、常に、自分が意思決定するのであればどうするか、それを考え、さらに周囲を巻き込みながら進めていかねばならない。そのことに気付かされた書籍でした。

 

どう活かす?俺!

 

 

 

 

 

 

結局これ!私のストレス解消法 超厳選4選

米国駐在をして2年。

日々の業務と日本本社とのやりとりで長時間勤務が続いたり、現地と本社との板挟みになったりとで、何かとストレスフルな海外駐在。

色々やってみましたけど、結局私にとってはこれが一番のリフレッシュになりました。

 

1.ガチ筋トレ

  悩んだときは筋トレ。疲れたときは筋トレ。イラッとした時は筋トレ。

  筋トレすると全てが解決します。これはガチ。

  筋トレ後にポンプアップした自分の身体を長め、自分の頑張りを認め、

  仕事の悩みなんてクソだったと気づかせてくれます。

 

2.朝の散歩

  テンションが上がらない朝。

  私は無理やりにでも10分程度のウォーキングにいくようにしている。

  外で朝の新鮮な空気を吸うこと、日光を浴びること、適度に早歩きし血流を

  活性化させることで、気分ブチアゲは間違いなし!

 

3.  瞑想

  日々、仕事だったり、暇さえあればスマホポチポチしたりしてるので、

  脳が休まる時がない。短時間瞑想(3分だけやってます)を初めて、

  自分の頭の中、体の調子等を把握できるようになり、気持ちもスッキリ。

  やらない理由がない!

 

4.0秒思考

  赤羽雄二さん著書の0秒思考。

  多くの人が実践しているが、私にとってはかなり効果的だった。

  日々、問題に直面したり、あるいは何が問題なんだ?とごちゃごちゃになることが

  あるが、これを日々のルーティーンに取り入れてから、自分の思考がスッキリ

  した。

   https://www.amazon.co.jp/dp/B00HQ6O7BO/ref=dp-kindle-redirect?_  encoding=UTF8&btkr=1

  

  さて、筋トレするか。

バケットリスト

自分の人生を考える。

転職活動を機に、普段仕事ばかりに追われ、ちゃんと自分の人生の棚卸しができていないことに気づいた。

過去の自分の歴史については振り返ったが我ながら頑張っていたと思う。

しかしながら、肝心のこれから何がしたいのか?を考えると意外と出てこないモノだ。

 

モーガンフリーマンの映画『バケットリスト』では以下のような内容が書かれていた。

 

荘厳な景色を見る
見ず知らずの人に親切にする
泣くほど笑う
マスタングの運転
世界一の美女にキスをする
入れ墨を掘る
スカイダイビング
ストーンヘンジを見る
ローマを見る(行く)
ピラミッドを見る
タージマハルに行く
香港に行く
 
〜映画、最高の人生の見つけ方のワンシーンより〜

 

さて、自分のバケットリストを考えてみた

✔︎世界各地の名所を旅したい

 メキシコのカンクンで休暇を満喫

 ピラミッドをみる。

 砂漠でラクダに乗る。

 ナイアガラの滝をみる。

✔︎銃を打つ 

✔︎刺青を彫る

✔︎マッチョ(ボディビル手前くらい)になる

✔︎ゴルフ70台

✔︎宇宙に行く

✔︎子供と毎日遊ぶ

✔︎仕事で独立する

✔︎カジキマグロ釣り

✔︎・・・

 

本当に意外と思いつかない。

時間をとって、ゆっくり考えてみよう。

海外駐在員の苦悩の正体は何か?

『海外駐在員にずっと憧れていた。』

『早く海外駐在をしたい。』

こんなサラリーマンは多いのではないだろうか。 私もそのうちの一人であったように、某商社に入社して9年目、ようやく海外駐在の切符を手に入れた。海外駐在員は実は孤独であり、激務であり、想像以上に大変であるということについて、原因を考えてみる。

 

1、いきなり管理職になる。

  ほとんどの駐在員は現地社員のマネージメントを行うだろう。日々のタスク管理、会議の進行、予算数字管理に加え、現地社員の採用・査定・指導。と業務範囲は日本で行っていたモノよりも遥かに広がる。ここが最初のハードルである。

日本では、営業も行い部下の管理もするいわゆるプレイングマネージャーが一般的であるが、その実態はマネージメントについてほとんど知識がない状態のままである。あっても数時間の社内研修などであろう。本質的には、マネージャーはマネージャーの仕事をしなくてはいけない。部下から報告を受け、解決できない問題に対して改善案を提示、迅速な意思決定、職場環境の整備、部下は上司は自分より優れていて当たり前だと思っているし、部下が解決できない問題こそ上司に相談をするのだ。

そのような状況下、駐在員マネージャーは実のところ決裁権がさほどなく、本社へのお伺いが必要である。それを部下に『本社に聞かなければ判断できない』など安直に返答してしまうと一気に部下の信頼を失うことだろう。

 

2、本社・現地対応で長時間勤務。

 日本企業の海外駐在として働くということは、時間軸を二つ持たなくてはならないといういうことになる。現地での業務を終えると同時に、日本が始業すれば日本本社とのコミュニケーションのため、日本時間でも動くことを余儀なくされる。

私の場合、米国西海岸に滞在しているため、時差はー17時間。午後4時に日本は翌日の朝9時を迎える。日本との会議や重要な相談事項は基本出席者の多い日本時間に照準を合わせることになる。よって、いつも打ち合わせは午後4時以降で遅い時は深夜にまでなる。

一方、現地の仕事は通常通り動いているので、必然的に長時間勤務になる。

 

3、商習慣の違い

 さて、個人的にはこれに一番苦労している。商習慣の違いである。

これは、文化的背景、いわゆるコンテクストの違いによるモノだ。ここでは、米国で働く私の場合を例に取りたい。

・米国人のできる、やるは日本人のそれとは違う。

 極端な例だが、米人はフランス語で少し挨拶ができればフランス語ができると言う。

 難易度の高い仕事を振る時、米人がI can do it,と言う時はやってみると言う意味合いが強い。日本人の場合は8割くらいできると思っていても、できるとは言わないであろう。少なくとも、難しい、完璧にはできないと思うけどやってみます等の枕詞がくることが多い。 これは彼らが悪いのではなく、この国の習慣である。これについては、別途書き綴りたいと思う。

・会議の在り方。

 日本人はどちらかと言うと、言う前にしっかりと考え、発言することが多い。一方米人は、発言しながら自分の考えをまとめていくことが多い。聞いている日本人からすると、英語でズラズラ話される上に、結論までが遠かったりするので、結局何言っているのかよくわからないと言うこともよくある。これは、米人と日本人にとっての会議の在り方が異なるからである。彼らにとって、会議とは意見をぶつけ、より良い結論に導く為の物で、内容よりも、発言すること自体に価値がある。(もちろん、内容が重要であるが)。日本人によくありがちな、ずっと黙っていて結局発言しないとなどは論外であり、その会議に貢献していないとみられてしまう。

 その他にも多々ありすぎるが、米国人との仕事の進め方については、良書が多くある為、割愛する。

 

4、家族環境

基本的には不慣れな環境に家族で住むことになる。奥様の語学力も重要であるが、自分がやらなくてはいけないことが日本より圧倒的にある。

私の場合、妻は英語はそこそこできるので、日々の買い物などは全く問題ない。

しかし、子供の学校の手続きや病院の予約などは私がやらなければならない。また、自分は仕事という外部とのつながりがあるが、家族は家族以外コミュニティがないところからスタートする。日本人駐在員の集まりとうで日本人コミュニティに入り、外部とのやりとりを増やすことはできるが、今度そこには、駐在員妻たちのご近所付き合いが始まる。これはこれで色々と大変らしい。。また、子供は結構敏感で、私の子はプリスクールに通う初期の頃は毎日号泣していた。また、英語は喋れるようになるが、日本語が雑になる為、家で日本語を教えたり、平仮名の読み書き等も教えなければならない。

詰まるところ、家庭のタスクも日本より遥かに増えるのだ。

 

細かくは他にも多々あるが、

これらが私が実際経験し、感じている駐在員の苦悩、主要因4選である。

 

海外駐在を目指す方、している方の参考に少しでもなればと思う。