書籍紹介『採用基準』

ベイエリアは日に日に暖かく(いや、暑く)なってきており、ゴルフも気持ちいい感じになりました。こちらの金曜は日本の土曜なので、私はだいたい週2のペースで健康維持の大義名分の元、ウォーキングでプレイしています。

 

さて、仕事・家庭・将来、いろいろなことを考える今日この頃ですが、仕事においてとても苦戦しています。ほとんどの駐在員の方も同じと思いますが、現地の組織体制や現地・本社の板挟みでペッチャンコになっております。特に、今、現地化を急激に進めており、組織もローカライズ一辺倒になってきているのですが、中々本社との兼ね合い、予算、ローカルの能力等々苦戦しております。

 

さて、そんな中、現地採用や決めるべきことを決めない本社との会議モヤモヤ、自分はどうあるべきか?など、色々ヒントを頂いた良書『採用基準』著者:伊賀泰代さん を紹介したく思います。採用という枠組みだけではなく、なぜ日本企業はこうなのか?自分はどうあるべきか?など今後のことを考えるにあたりとても参考になりました。

 

採用基準

 

概要

マッキンゼー採用マネージャーの著書が言及する、どのような人材を求めているか?

 

私が感じた大まかトピックスは以下の通り。 

1.全ての人にリーダーシップは必要

2.日本ではリーダーシップの概念がしっかりと浸透していない。

3.リーダーシップで人生のコントロールを握る。

 

日本では、会議の場でも議長がしきり、どのように進むかはその議長次第。また、年功序列制度もはびこり、下の立場から意見を言うのが難しい状況も多々あります。それを考えるのは私ではなくもっと上の人だ、とかその立場にはないとか。しかし、どんなポジションにいても自分がリーダーシップを発揮しなくてはいけないのです。たとえ自分がどのポジションにいようと、常に、自分が意思決定するのであればどうするか、それを考え、さらに周囲を巻き込みながら進めていかねばならない。そのことに気付かされた書籍でした。

 

どう活かす?俺!